ハイブリッド型バーチャル株主総会

airport bank board business

コロナの影響が深刻化する中、先月3月に株主総会を行いました。

もともとそんなに参加者多くなく、例年100人前後ですが、今回は事前の縮小開催の旨も招集通知に記載。結果、10名程度の参加で総会は無事終えました。

運営においては、

  • 会場にサーモカメラを設置して検温(37.5度以上の体温であれば入場お断り)
  • マスク持ってない方への配布(もちろん参加する取締役含め全員マスク着用)
  • 会場の席間隔は前後左右2m空ける
  • 省ける議事進行すべてカット
  • 質問者へ渡すマイクは毎回消毒

こんな具合で、スタッフも最小限にして実施。

時間も通常の半分ほど、30分ぐらいで終わりました。

今回は、あまりネット活用できる余裕がなく、事前アンケートや総会当日の配信などができなかったのが残念でした。

 

ところで、ちょうど総会を準備している最中に教えてもらったのが、ハイブリッド型バーチャル株主総会というもの。

調べてみると今年2月に経産省が発表しているものでした。
https://www.meti.go.jp/press/2019/02/20200226001/20200226001.html

内容としては言葉からのイメージのとおり、

ハイブリッド型バーチャル株主総会とは
取締役や株主等が一堂に会する物理的な場所で株主総会(リアル株主総会)を開催する一方で、リアル株主総会の場に在所しない株主がインターネット等の手段を用いて遠隔地から参加/出席することができる株主総会をいう。

同上のサイト

だそう。

コロナ以前から検討されていたようで、たまたまタイミングが重なっただけとは思いますが総会関係者はぜひ一読してみるべきです。
https://www.meti.go.jp/press/2019/02/20200226001/20200226001-2.pdf

失礼ながら省庁の名で出すドキュメントにしてはとても分かりやすい印象。

ガイドとしての位置付け、立ち位置を示しつつ、実務者向けの考え方や留意点を書いてくれているので参考になる。(うまく省庁としてのリスクはかわしつつも具体策に踏み込んでくれていて、実務者のことを想ってくれているなと伝わってきます)

さらに4月には経産省のサイトで「株主総会運営に係るQ&A」なるものも公開されています。例えば以下のような回答例もあって実務者にとっては心強いです。

Q4.発熱や咳などの症状を有する株主に対し、入場を断ることや退場を命じることは可能ですか。

(A)可能です。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止に必要な対応をとるために、ウイルスの罹患が疑われる株主の入場を制限することや退場を命じることも、可能と考えます。

株主総会運営に係るQ&A

 

これから3月決算の株主総会が始まってくるのでどのような運営になっていくか、また今回を契機に株主総会というものがどう変化していくのか個人的に注目しています。